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『お前たちもっと金儲けしたくないか? この裏カジノに集まる奴らは多分曲者ばかりだ… まあ、ヤクザ…暴力団の募集はそこそこにしておけ… お客さんは芸能界、スポーツ界、財界で一番は芸能界だ。 ギャンブル好きな奴や金を持ってる奴をね… そいつらを上手く泳がせ親しくなる… 出来るか「雅」?』 「まあ、何とかやってみます… この前話した元アイドルグループ「ブロウ」メンバー「ユウ」とコンタクトを取っています… 詳しい情報は「龍」のお話しが終わった後に….」 『そうか、ありがとう…』 「すいません、話の途中に…」 裏カジノについて「龍」の話しが続いた。 『俺はこれからは頭脳戦だと考えている… もう金の無い奴らをバイトで集めて詐欺や強盗、恐喝などやらせるのはリスクが高すぎるぜ… 捕まれば消すのに金が掛かるし俺たちが怪しまれ、集中して捜査されるとヤバイからなぁ… そこで分かるよなお前たち…』 「龍」は幹部である「雅」「陸」「森」を悟るように語っていた。 『少し周り口説くなったが芸能関係の奴らをこの裏カジノに誘い楽しませてくれ… しかし、その楽しさには裏がある事を肝に銘じてくれ! お客さんとなった芸能関係の奴から仲間の情報を聴き出してくれ… 聴き出す方法の一つとして大損させ借金まみれにさせるなど… そのお客さんの弱みを握るのだよ? やり方はお前たちに任せるが… それの情報を元に芸能人を脅したり誹謗中傷するんだよ… 儲かるぜ… 俺はこの芸能関係や財界の奴らから金をむしり取る事を事業の柱にしたいと考えている… 大丈夫か? お前たち?』 「分かりました「龍」…」 「何だかおもしろくなってきましたね…」 『あ、そうそう「雅」さっき話しかけていたこと? 確か芸能関係者で「ユウ」とかの奴とコンタクトが取れたと?』 「はい、「龍」さっきの話しをします…」 「魔界族」筆頭幹部である「雅」が「ユウ」との関係を話し出した。
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