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22.
『チクショー…
どうして?なんだ?
既に2,000万の損失だ…
ヤバイ元金が無くなる…』
佐竹は裏カジノに通い2ヶ月が過ぎようとしていた。
裏カジノは佐竹に初めは大きく儲けさせジワジワと損失させ元金を失い裏カジノ「魔界族」から借金をするようになり…
「魔界族」の魔の手に堕ちたのであった。
「佐竹さん、お金を融資しますからこれから起きるいろいろな事件などの対応宜しくお願いしますね…」
「雅」が悠長な言葉で佐竹に促すと佐竹が…
『お前、そんな事が出来るわけ無いだろ?』
佐竹は「魔界族」から借金していたが警察官である事が脳裏を掠め困惑していた。
するとそこに刃物を持った「ユウ」が現れた…
そして刃物を佐竹の太ももに突き刺した!
『ギャーア…』
『佐竹さん、おふざけは困ります…
お金を融資しました…
てめーえー!
どの面して言ってんだ!』
佐竹は太ももに刺さったナイフを両手で押さえ怯え、ただ頷くだけであった。
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