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1.
『あ、そうだ確か「アヤノ」の兄貴から連絡あったか?』
「…「龍」そう言えばまだありません?」
『そうか、ふざけた奴だなぁ?
俺達をなめている…』
「ああ、「龍」「アヤノ」の兄貴から連絡ないので脅しをかけるため会社に連絡入れたのですが辞めてました…」
『会社を辞めた?
恐れを成したか?
奴の行動を確認できるか?
「陸」「森」?』
「そうですね…
調べてみます…」
「魔界族」は「アヤノ」の兄である俺に狙いを定めていた…
それは「魔界族」の脅しに従うことなく無視し会社を辞めた「龍」は俺に対し僅かではあったが脅威を感じていたのだ。
俺は新横浜駅から少し離れた森林に一軒の物件を見つけ「リュウジ」と密会するアジトとした。
『…「晃」やはり刑事課長の佐竹は「魔界族」の下部のようです…
裏付けはまだありませんが信頼できる人からの情報提供から…
ところで港北警察署から何か聴き出せましたか?』
「ああ…
俺は佐竹と同じ部署で働く婦警に話しを聴くことが出来、そこで佐竹の不審な行動があったと…
そして誰もが綾瀬の死を悔やんでいた。
「リュウジ」警察はまったく当てにならない…
いや、危険だ!
佐竹が「魔界族」関係の事件においてすべて隠ぺいしている…」
『そうでしたか?
「晃」その婦警さんは佐竹以外に不審な警察官は?』
「そこまで詳しく聴いて無かったけど少なくても刑事課において不審な行動は佐竹だけのような感じだった…」
『分かりました…
「晃」ネットを深く調べていたら何やら「魔界族」が芸能人とかの誹謗中傷を行う情報を得ている事が確認出来た…
その事に佐竹が関与しているようなんだ?』
「え、それって?」
『それは賭博それも裏の?
情報の書き込みによると裏カジノであると?
「魔界族」は事業として裏カジノを運営しているようだ…
危険ではあるが調べる必要があると?』
「そうだなぁ?
しかしどうやって?」
『情報によると昼間はその裏カジノ営業していないようだと?』
「行くとするか?
「リュウジ」その場所に?」
『そうですね…』
「リュウジ」と俺は裏カジノの存在と「魔界族」の関係を調べる事にした。
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