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Day 3 -midnight-【mine/MY FIRST STORY】
ドライヤーの温かな風が心地良い
俺はエースの足の間に座り
今日も髪を乾かしてもらっていた
「ゆーっ!もう少しだ〜!寝るな〜w」
『……Σ(゜゜)ハッ』
「ははっw ったく…自分で乾かすのは大嫌いなクセにすーぐ寝んのなw」
『だあってー…エースの手きもちーんやもーん……』
何だそりゃw と笑うエースに
一瞬脇の下をくすぐられる
『きゃはははっ やめれっww』
そんな穏やかなやり取りをしながら
俺達は今日あった事を話し始めた
1時間で何とか準備が出来た事
ホームパーティーが想像以上に楽しかった事
用意した食事が好評だった事
エースはそれが1番嬉しかったって事
そして最後はやっぱり
俺が 嫉妬 を認識出来た事
「まじで幸せすぎた、本当に」
『……なあえーくん』
「ん?」
『…だからなんやな…俺がウリやる時とか飼い主やった奴の話するとぶちキレてたの…かんにんやで、あんな気持ちにさせてたなんて…』
「ふはっ…ばーか、それはお前が謝る事じゃねえだろ」
……謝る事やん…………だって…
「お前は悪くない。目の色も肌も、俺が惚れる為にこんなに綺麗だった、な?お前は悪くない、だからそんな顔すんな」
……エースだと認識して初めてsex出来た日に
彼がくれた言葉だ
そう
度重なる虐待と洗脳の場から離れるまで
俺は1年かかった
そんな俺を
ずっとずっとエースが支えていてくれた
だから
だから尚更……
自分はエースのものだと
エースも俺だけのエースだと
快感や痛みだけではなく
目に見える物が欲しくなった
そんな胸の内や提案を打ち明けると
エースはドライヤーを置き俺を抱き上げた
「なあ、何なの、幸せ過ぎてぶっ壊れそう」
『…え、じゃあ…………』
「…俺もそれ、めっちゃやりたかったw」
『えーっほんまっ???』
「うん、うわー嫁が最高すぎてやべーっ!」
そう言ってエースは
息が出来ない程俺を抱き締めてきた
そんな
エースも即決した ' 目に見える証 ' とは…
お互いの陰部に
タトゥーとピアスを入れる事
エース→竿の付け根
俺→尾てい骨
ここに 蠍のタトゥー
エース→竿の付け根
俺→ギーシュ
ここにピアス
そして俺だけ
ニップルピアスもする事に決めた
痛みや傷も快感な俺達は
最高で最強の '目に見える証' を見つけて
改めて2人で居る今の幸せを噛み締め
ベッドに入った
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『なあえーくん』
「んー?」
『俺だけ先にやったらあかん…?』
「…? 何を?」
『ピアス』
「ギーシュ???」
『…ニップルも』
「ニップルは良いけど…ギーシュって自分で出来んの?;; 何かあったらやばくね?」
『ほんならニップルだけ』
「…いつもの針でいける?」
『いける!今調べた』
「ふはっw …いーよ全然」
じゃあ……
と、滅菌針2種類をエースに渡す
「…え?」
『俺…えーくんのもんやろ?やでえーくんに開けてほしい』
「え………やば、泣きそ、お前今日嬉しい言葉言い過ぎ」
『…へ?(・∀・;)』
「可愛いもう大好き、まじ愛してる、ころされたい」
『俺こそまじ大好きめった刺しにされたい♡』
…………いちゃつく事5分w…………
「はい!開けるぞーw」
『いえーい♫』
「感じんなよw」
『………頑張るwww』
最初は注射器の先に付ける様な
細い針を使い、乳首を貫通させる
針を刺す為に指で摘まれただけで
身体がピクリと動く
「… 動くなw」
エースがわざと睨んだ顔をするが
再び摘み上げられた乳首に針の先端が入ると
電流が走った様な快感が脳に響き
身体を動かさない様に息を殺す事に精一杯で
穴が開くのか、よりも
この快感に耐えられるのか、の方が不安で
俺は答えもせずにそのまま目を閉じた
「今、真ん中位かな…どう?」
『……っん』
「えろ声出すな、犯したくなるだろw」
『ん、うん、とおっ…た?』
「……ここで止めたくなってるw」
『鬼かよw 早くとおして、イきそうになる』
はいはいと針をグイグイ進められると
再び強い快感の波に襲われた俺は
貫通と同時に絶頂を迎えた
「てめえ何イってんだよww ほら!次いくぞっw」
『ふえっ……過酷…w』
「お前だけだろそんな過酷さw 入れんぞー」
次は本番用の太めの針だ
消毒液やガーゼを用意し
さっきより慎重に針が入ってくる
『やばあっ……きもち』
「イったらピアス却下だぞ変態w」
『やだああっ』
「なら耐えろw」
ニップルピアスって
こんな辛さがあったんや
皆感じないの?イかんの?耐えられんの?
針って何でこんなきもちーの?
血でたあ?でてる?
気を紛らわす為とにかく話し続けてみた
なのにエースは
やかましいw といってキスしてくる
『拷問かてめえwww』
「血がえろい……やばw」
『お前が大概変態て話www』
「舐めまーす♡」
『てめえやめっ、……』
「なぁっ( ;∀;)こっちも拷問これwww」
『だからって、な、舐めんなまじたのむ、イくっ……』
「イったらピアス却下」
『にゃああああああああああ( ;∀;)』
「にゃああああ犯してえええええ( ;∀;)」
『刺すだけにしてお願い舐めたら別れるw』
「別れるなら針抜く」
『てか舐めたらあかんのやないんっ( ;∀;)』
「耐えられる訳ねえだろっ( ;∀;)」
『誰が紳士やこのド変態っ( ;∀;)』
「誰がクールだド変態っ( ;∀;)」
……
……
………………
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そんなこんなで
ぎゃあぎゃあと喚きつつ
無事ピアスは付いたけれど…
両乳首に針が通るまでが
お互いあまりに拷問すぎたので……
ギーシュは店に頼む事にしたけれど…
この調子だと俺が
針師で感じるかもしれないと…
個人でギーシュが出来る様になるまで
俺だけ1箇所時間が掛かった事は
……今となっては良い思い出(*´艸`)
ー END ー
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