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サブキャラクター③
●安藤浩一(あんどう こういち)
サブストーリー「涙の女」で、広島市内の有名私立女子大の守衛をしていたところ、唯一いつも挨拶をしてくる絢音に、自分に惚れてると勘違いをし、彼女を車で攫い強姦し、自宅に3日監禁した…絢音にとって忘れたくても忘れられない、初めてのセックスの相手。
逮捕されてからも、一貫してあれは合意だと主張し最高裁まで争ったが、結局6年の懲役刑を受ける。
その後、絢音を探すように地方を転々としていたが、愛媛の道後で、新婚旅行で来ていた絢音と藤次と遭遇。
絢音を渡せと藤次に詰め寄り拳を振るうが、悉く返り討ちに合い、最後は藤次への恐怖を胸に刻み込み、闇夜に消えていった。
以来、彼を見る事はなく、これをきっかけに、絢音はセックスに対するトラウマを克服する。
●京橋進(きょうばし すすむ)
花藤病院の精神科の医師で、絢音の担当医。
絢音の妊娠出産を主にサポートしていたのは産婦人科の中山だったが、影で彼女の心のケアをしていた。
かなり人気の医師らしく、彼に助けを乞い、府外からも患者がやってくると言う。
●棗藤太(なつめ とうた)
藤次と絢音の間に産まれた第一子であり長男。
名付けは絢音で、藤の花言葉「優しさ」「決して離れない」「恋に酔う」の言葉通りに生きてる藤次のようになって欲しいと、「藤」をいれたと言う。
人見知りしない大人しい子で、楢山家に預けられても、賢太郎夫婦に懐き、良い子にしている。
しかし実は、サイドストーリー「2人のママ」で、抄子が第3話で流産した赤ん坊の生まれ変わりとされており、その為、賢太郎夫婦に懐いていたのかも知れないと言う憶測があったりなかったり。
好き嫌いがなく、絢音のご飯を食べてすくすくと育つ。
藤次が嫉妬するくらい絢音に愛され育つが、不思議と藤次に懐くパパっ子になり、初めての言葉も「パパ」だった。
絢音の事をよく見ており、本編10話では、藤次を驚かせるほどのセクシーな黒の下着を。サイドストーリー「新・甘い生活〜探し物はなんですか?〜」では、欲しがってたワンピースを選ぶなど、赤子らしからぬ目利きを披露している。
父藤次の影響か遺伝か、絢音の唐揚げの虜になり、食卓で常に取り合いしているとか。
●棗恋雪(なつめ こゆき)
藤次と絢音の間に産まれた第二子であり長女。
藤太とは真逆で、びっくりするくらい安産で産まれたが、病弱でよく熱を出していたと言う。
名付けは藤次で、自分と絢音の恋の情念から産まれた白雪姫と言っている。
その名の通り、真っ白な肌に大きな瞳、深い黒髪と、本物の白雪姫のような愛らしさで、藤次はすっかりメロメロになり、愛する絢音をほったらかして、恋雪に服をたくさん買い与えていて、絢音に怒鳴られる。
藤次と同じく、右目下に泣きぼくろがあり、出産に立ち会った助産師曰く、幸せの証らしい。
藤太と違い、人見知りが激しく、家族にしか心を開かない。
サイドストーリー「王女と騎士」で、前世は小国を預かる幼い暴君で、藤次の前世である近衛隊長に謀反を起こされ命を絶たれた。
それが気に入らないのか、神に対して、娘として生まれ変わり、一生傅かせてやると言っているので、自分にメロメロになった藤次を見て、彼女は満足だったろう。
●染谷倫太郎(そめや りんたろう)
丸橋・谷原法律事務所(元丸橋法律事務所)の新米弁護士で、主に真嗣の下で働く。
刑事弁護専門で、とある案件で民子と対峙。
ビシバシと追及の言を飛ばす毅然とした彼女に一目惚れし、猛アタックの末に、年齢と職業の壁(52歳と28歳。弁護士と検察官)を越え結婚する。
真面目で誠実、正義感の塊で、使命感を持って働いているが、真嗣に何を吹き込まれたのか謎だが、何故か本人も戸惑う程、藤次を尊敬している。
柔道の有段者と言う文武両道。見た目も悪くない好青年である。
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