エピローグ

17/20
9252人が本棚に入れています
本棚に追加
/342ページ
「またぁ?」 「そう、まただ!」 省吾は当然という様子で奈緒に言う。 奈緒は仕方ないといった顔をしながら、しぶしぶ省吾の傍へ行く。 そして、脚を開いて省吾の上に跨った。 「うん、いいねぇ......最近の奈緒はとても素直だ!」 省吾は満足そうな表情でうんと頷くと、 優しい表情で奈緒を見つめた後、 目の前にあるふっくらとしたピンクの唇を奪う。 そこからは、とろけるような時間が始まった。 奈緒は以前よりも大胆になっていた。 省吾に愛されているという自信を得たので、 日に日に素直になり大胆になっていく。 奈緒は省吾の首へ両手を回すと、 今度は自分から積極的にキスをしていく。 チュッ チュッ クチュッ 部屋に響き渡るリップ音は、 これから始まる愛の行為のオードブルのようなものだ。 省吾はすぐに奈緒のスカートのファスナーに手を掛け、 スカートを剥ぎ取ろうとする。 奈緒の方も、省吾が来ている白いワイシャツのボタンを外していった。 キスをしたまま、二人は互いの衣服を脱がせ合う。 省吾は奈緒に両手を挙げさせると、 来ていたカットソーをするりと首から引き抜いた。 そして、ブラジャーもあっという間に外すと、 座ったままその乳首へしゃぶりついた。 奈緒の秘部にあたっている省吾のモノが、硬く大きくなっていくのが 伝わってくる。 ダイニングチェアでは居心地が悪かったのか、省吾は奈緒を一度立たせてから横抱きに抱え上げると 奥のベッドルームへ連れて行った。 その日の夜、二人はかなり遅い時間までたっぷりと愛し合った。
/342ページ

最初のコメントを投稿しよう!