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魔法少女の生きる希望
疲れた。その一言に尽きる。私はもう疲れたんだ
毎日毎日働いて動いて書類を書いて提出して、遅くまで残業して責任を擦り付けられて。
どこで間違えたんだ私の人生
「あっ、、!!」 つまづいてしまった 、今日は急に上司に言われた案件があるから早く行かないと…、ハイヒールはやっぱり慣れない…
………いきたく、ないな、
だいじょうぶラビ?
……ッ!!誰? どこか優しい声色の声がした。あれ、私大丈夫なんて言われたの何年ぶりかなぁ…。
振り返ったらそこにはもう誰もいなかった、けど路地裏に入ってく兎の背中が見えた。
「……待って!!!」 私は無我夢中になって走った。さっきつまづいた怪我の痛みなんかも忘れて。
何故だろう…でもあの人は運命を変えてくれる気がしたから。
「お願い…止まってぇぇ!!ッきゃ……!」
何?!何かに引っ張られてる!怖い…!
「……賭けはアタシの勝ちってことでOK?」
「もちろんラビ!じゃあモナちゃんに1ラッキーあげるラビよ!!」
「…で、アンタ。言いたいことはわかるけど1回立ちなさいよね。みっともない…。」
な、何?この人達…てか賭けってどういう事…?ってか凄い美人…だけど怖い…!!!
「淋 鳴狐ちゃん!!きょうからきみはまほうしょうじょラビよ!!」
ああ、本当にどこで間違えたんだろう私の人生。
そそぎ なるこ
第一話 淋 鳴狐 の鬱とは
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