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「やばい。超イケメンな先輩見つけたんだけど。」
「珍しいじゃん。六花が好きになる人。」
「いやいや。うちが誰も好きになれない人みたいになってるじゃんｗ」
「まあ六花は人を見極めてるもんな。」
「うんうん。」
「しかも聞いてほしい。先輩お姉ちゃんと一緒のクラス。」
「は?凛花先輩がいるならもうなんでも聞けるやん。」
「急な関西弁ｗお姉ちゃんがいれば最強だよ。」
「ま、がんば〜。」
「まだ好きとは限らない!」
「ははっ。」
そう、イケメンを見つけてしまった私、笹野 六花高校一年生は親友の鷹野 冬希にすぐさま話した。冬希とは幼稚園からの仲である。クラスは見事に年長のときの一回しか離れたことがなく、両親共々仲良しなのでもう結婚できるレベルだか、冬希には彼ピがいるのだ。でもうちも頑張って高校で彼氏つくってやると強く心に決めている。だけどそれよりもイケメンすぎる先輩見つけちゃった。今日帰ったらお姉ちゃんに話して、情報収集だ〜!
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