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ミミズは土の中に生活する環形動物で、雨が降るとおぼれてしまわないように、半分は土のより深いところに移動し、半分は地上に出て雨に流されて新しい土地に住み着く。
という戦略で太古から生き残ったそうだ。
雨の後、コンクリートで干からびているのは後者のほうだと思われ、雨の後の芝生にカラスが集まってつついているのも、芝生から顔を出したミミズを食べるため。
雨のたびに半分が流されてしまうならば、全部地下にもぐってしまえばいいと思われるが、冠水した状態が長く続くと窒息して全滅するのを防ぐために、地上に出るグループが存在するといわれている。
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