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・・あれから、随分と奥へと進んできたが、この先どこまで進めば安全な場所へたどり着けるだろう。
皆の体力もどこまで持つかわからない。
しかし、あの雨から逃れるには進むしかない。
先ほど外へ向かった彼は無事だろうか・・
そんなことを考えながら進んでいくとやがて広い場所にたどり着いた。
他にも逃げてきたものたちが多く見られる。
とりあえずは安全な場所にたどり着けたのか、そう思い少し落ち着いていると辺りが騒がしくなってきた。
「早く!早く逃げよう!」
その声も空しく、あっという間に水が流れ込んできた。
瞬く間に周囲は飲み込まれ、皆バラバラになり、私の意識も遠のいていく。
外に逃げていればこんなことにはならなかったのだろうか・・
そんなことを考えながら、やがて私は、
チッソクスル・・・
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