王道アンチ転校生を目指す俺氏 ()

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今日から高校1年生としてこの学校に通う___ 周りには沢山の新1年生達が校門を通り入学式の会場へと足を運ぶ___ 俺はウキウキした気持ちで周囲と同じように足を向ける___ ではなく、ポツンと俺だけが校門の前に佇んでいる。 何故かって?それはもちろん、今日が5月中旬でまだ朝の7時だからだ。 もっと言うならば、俺は新入生ではなくいわゆる転校生というやつで、5月というよく分からない時期にやって来た。 まあそれには理由もあって、俺自身も前の学校に入学してすぐに転校することに反論はなかった。 その理由というのは後々説明するとしよう。 まあそんなことは置いといて((← 俺は今超絶気まず状態である... まだ校門も通ってないのに何事かと言うと... 「なんでこんなに人居るの...?」 あっちからすれば俺にバレてないと思っているのか、大きな植木鉢や木、建物の柱に身を潜めている輩が数人見える。 チラリと柱からはみ出して見える服がこの学校の制服なので、おそらく本校の生徒なんだろうけど... 「という門が開いていないんだが??」 話では誰かを迎えに寄越すしてくれるはずだけど、門は開いてないし、何より此処から見える限りでは、潜んでいる奴らを除き姿が見当たらない。 「んー、とりあえず、、」 この塀登っちゃうか☆←
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