王道アンチ転校生を目指す俺氏 ()

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___________________________________ 校舎の靴箱で、外靴と校舎内で履く靴を履き替え、俺の名前が書かれた靴箱の中に入れておく。 廊下を歩いていると、俺の教室(1− S)の前に担任らしき人が居た。 この人、教師なんだよな...? そう思ってしまうのも仕方がないと思う。 だってどう見てもホストにしか見えないんだもん← 声を掛けづらく足を止めていると、俺に気づいたのか、「おう、お前が佐伯コウか?」と話しかけてきた。 「えっと、、」 一瞬言葉に詰まってしまったが、キャラを思い出して切り替える。 「そ、そうだ!俺がコウだ!」 「おーおー元気が良いなぁお前w担任の木更津だ。よろしくな」 それと、上の者には敬語使えー 敬語か、なんなら俺もその方が慣れてるから楽なんだけどなぁ しかし王道転校生はこんな奴だって決まってるのですみませんが堂々とタメ語で行かせて頂きます(( 「先生はなんか、ホストみたいだな!」 「あ”?」 あ、地雷なんですねーなら何故その格好を??(( という気持ちは置いといて、、 「先生が付けてる物、街中でホストが付けてた物と似てるし!何より顔が良いからな!」 うわー、自分がこれ言われたらちょっとショック受けるかも。まあ顔が良いって言っとけば大丈夫だろ。実際顔整ってるし。 「...お前、可愛がられるタイプだろ」 「ん?どういうことだ?」 「いや、別に。何でもねぇよ。」 変なの 「とりあえず、これ、お前の教科書もろもろだ。今日からこのクラスの一員だからなー」 差し出した俺の腕にズシッと重みが掛かる。 「ぅおっ!これめっちゃ重いぞ!」 「当たり前だろ。これから一年間、たっぷり勉強してもらわないといけないからなぁw」 それはそうだ。 ...だがしかし!俺は中3の時点で高3の勉強までを終わらせているため授業に出る必要性は殆ど無い!! まあでも、普通に考えたら有り得ないことだし、授業にはちゃんと出ますけどね...(瀬里様に何か合った時は除いて!) 「わかった!遊ばずに授業受けるぞ!」 「うん、当たり前な」
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