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―3階、機械室前―
あたし達は、『パンデミック』を、『カラクリ』、アタッチメント『フロム』で、蹴散らした後に、エノミックのススメで、機械室(カラクリ室)へと足を進めていた。
「機械室はねヱ、所謂セーフルームのようなものだよ、部屋中に『フロム』の応用を使っているからね、もし、欲しいものとかあったら勝手に取っていいよぉ」
「そうか、ありがとう、ヱノミック。」
「…」
「どうした?カムキルラ、ウイルスにでも侵されたような顔をして」
「あぁ、」
普段ならば、絶対に突っ込むようなことに、カムキルラは何ひとつとしてツッコまなかった。
「ほんとに、つっこまれたのか?」
「きみも、至って狂っているねヱ、カミサ、ま、僕がいえた口じゃあないけど」
ヱノミックは苦笑いでそうヰった
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カムキルラはそこに生気がなかった、生気が無いのは、カラクリだから当たり前なのだ、当たり前なのだが、なぜ、ナゼ、何故、自分はこんなにも、虚しく、苦しく、心臓やココロがあるような、さも、あるみたいな、感情なんてないはずなのになぜこんなに、ヒトみたいなんだろう
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その後、様子のオカシヰ、カムキルラを、寝かせ、ヱノミックと、昔話をしていた。
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