金色のスポークに励まされて

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 夕飯ぐらいは、ちゃんと食べるとするか…だけどこれといったものが無い。 「そうだ、なんか熱々のもんでもウバイーツに頼んでみるか…」 スマホで、すき焼きセットを注文した。 30分くらいして、ピンポンが鳴った。 ドアを開けると、すごい冷気。 配達員の男性が手袋をわざわざはずしてから、僕に袋を手渡してくれた。 「寒いところありがとうございました」 僕がそう言うと、彼はもう一度お礼を言って帰って行った。 大変な仕事だなと思った。
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