夫を知る ※

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 ベッドに広がった私のブロンドをラファエルは優しく撫でた。   ラファエルの口付けは私の鎖骨から、下に下がり、ネグリジェの上から胸の頂をついばまれて私は息を呑んだ。  胸をそっと揉まれて、私は思わず身をよじった。  あぁっん 「待って……」  私は思わぬ感覚に身を縮めた。するとそっと横にラファエルが滑り込んできて、私はふわふわの布団の中でラファエルに後ろから抱きすくめられた。 「ゆっくりでいいよ」  後ろからラファエルの声がして私は抱かれたまま、「はい」と返事をした。  そのまま肩に顔を埋められたまま、胸を揉まれて、そろそろとネグリジェをたくし上げられて、足を撫で上げられた。ラファエルの大きな手が私の太ももを撫で上げて「あぁっんっ」と私は自分が声を上げるのを聞いた。  自分の息が荒くなる。顔が火照る。体が溶けそうな程の熱を帯びてきて、私は思わずラファエルを振り返った。すかさずラファエルに唇を奪われて、舌を入れられた。  うぅっん……あぁ……っ
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