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俺と涼と煌弥が、テストを受ける場所は、特別室。 特別室は、1階にある職員室の隣。 そこまで歩いて行く時間には、女達の騒ぐ声は聞こえて来ない。 特別室に入り、配られたテスト用紙。 答えを記入すると、チャイムが鳴らなくても、特別室から出て行くのは、煌弥。 それに対して、教師は何も言わない。 まぁ、言わないと言うより、言わせないと言う方が正しい。 それくらい、椿学園に居る時の煌弥が放つ威嚇オーラは凄まじい。 先に特別室を出た煌弥は、黒のベンツに乗って、俺と涼が出て来るのを待っている。 それに対しても、教師は何も言わない。 問題を起こさなければ、それで良しとするのが椿学園だ。
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