【起源】

見上げれば天(そら)
詩(うた)を綴って
俯(うつむ)けば地(つち)
花は灯りて
笑い出す山
詩に綴って
微睡(まどろ)む池に
心映して

時は踊り出し　夢を唄う
そして愛が笑う
幸せを添えて

口ずさむ空
唄を歌って
流れ出す川
風は踊りて
溢れる陽(ひかり)
唄が歌って
囁く樹々(きぎ)に
心を添えて

昨日が笑い出し　今日を綴る
そして明日が灯る
幸せを映して

創り手知らずの
天地(あまつち)や
詠み人知らずの
この詩(うた)や
寿(ことほ)ぐ寿(ことほ)ぐ
悉(ことごと)く

風吸えば吐(つ)き
鼻歌に鳥

風吹けば月
花唄う鳥

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僕の前の名前は、『空川陽樹』だったんですよね。
はい。2連目にちゃんと隠れてると思います。
以前投稿したことある、【由来】という作品のパワーアップ、というか、少し洗練したverって感じですかね。