第1話２度目の幸せを・・・

お泊り

あの結婚は、葵との必要な時間だったって言えるようになりたいな・・・。

二度と繰り返さないように・・・。

夕食の準備が進む。

「ただいま」

玄関から声が聞こえた。

「おかえり」

ふふふ、いつも見てた彼に朝は幻のように思えた。

「いい匂いだな」

「カレイの煮つけにしたの・・・着替えて来てね」

「あぁ。はい」

ナイロン袋の中身はいろんなお酒が入ってた。