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どんな娘か気になった俺は振り返った。
桜にも元旦那にも似ている。
可愛らしい女の子が車いすの横に並び歩いている。
『葵、そろそろ到着するよ』と振り返った桜が『望、恵、斗輝さん』と呟いた。
あれが北条の社長の北条斗輝で、副社長の北条望か・・・。
『桜も、この階なのか?』
「あっ、うん。こちらお付き合いしてる葵さん。」
「初めまして、須藤葵です」
「初めまして、北条望と娘の恵、兄の斗輝です。」
挨拶だけして乗り込んだ。
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