プロポーズ

14/19
前へ
/34ページ
次へ
「わかった。親父。 吹雪、恵、部屋に戻るぞ・・・」 「「あぁ(うん)」」 子供達が部屋に戻っていって、親父がやって来た。 「斗輝から訊いた。桜の妊娠。子供達には・・・」 「さっき、伝えた。戸惑いはあるだろう・・・。 だが、これで桜が幸せなら俺はいいと思う。 俺達は桜を守らず、花を選んだんだ。 俺も子供達も・・・」 「そうだな。頼んだ会社の同僚らしいぞ・・・相手。 だが、お見合いだったらしい。桜の親の用意した」 「そうか。俺達は償うには桜が望むようにするしかないと思う」 親父は好きなようすればいいと言った。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加