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「うん、お願いね」
「いや、ありがとう。それより桜は大丈夫なのか・・・悪阻」
「多少は匂いとかあるんだけど、食べ悪阻みたいなの。
あの子達の時はなかったのに、貧血気味でまた薬出されちゃった」
「私、桜おねぇちゃんの赤ちゃん、見られるのかな・・・」
ポツリと呟いた花ちゃん。
「見てくれないと、ダメ・・・ううん、抱いてやってね」
この言葉が花ちゃんの生きる希望になるなら・・・。
何度だって言うよ。
それが響、吹雪、恵の為になるなら・・・。
2人にも入籍したことを伝えると『幸せになって』とか『おめでとう』って言ってくれた。
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