転生したら元魔王の息子でした

3/11
前へ
/11ページ
次へ
理玖は色々と話され驚いたが、すべてを理解した。今日から自分はルーカス・デーモンド…。とてもかっこいい名前だ。 「じゃあ、そろそろ行くか…。てか、ここってアルシュ王国の端っこだろ?どうやって通うんだ?」 ルーカスがアリスに聞くと、アリスは 「何を言ってんですか?魔法学校を卒業するまでは当分ここには帰ってきませんよ。魔法学校には寮がありますので。また、移動はほうきです」 ルーカスはその話をすぐに理解した。そして、荷物を持って外へと出た。ルーカスは玄関に置いてあったほうきを手に取った。すると、玄関から母親のレイナと父親のアリシュがでてきた 「いってらっしゃい。頑張ってきてね、ルーカス。」 レイナはそう言うと、ルーカスをハグした。そして、アリシュもレイナを挟んでルーカスにハグをした。 「ありがとう。かぁさん、とぉさん。俺、頑張ってくる。」 ルーカスはそう言うと、荷物をほうきの先端にかけほうきをまたいだ。そして、飛行の魔法のと口にした。すると、その言葉と同時にほうきが上へと飛び上がった。ルーカスはバランスをとり安定した後、家族に手を振った。そして、魔法学校へと向かった。空を飛んでいると、ルーカスの横を魔法動物のイルルが飛んでいるのが見えた。ルーカスは気になり、端っこにいたイルルに触った。すると、そのイルルは人懐っこかったのかルーカスにくっついてきた。すると、そのイルルは急に大声で鳴いた。すると、ルーカスの周りに他のイルルが集まってきて、ルーカスにくっついた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加