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理玖は色々と話され驚いたが、すべてを理解した。今日から自分はルーカス・デーモンド…。とてもかっこいい名前だ。
「じゃあ、そろそろ行くか…。てか、ここってアルシュ王国の端っこだろ?どうやって通うんだ?」
ルーカスがアリスに聞くと、アリスは
「何を言ってんですか?魔法学校を卒業するまでは当分ここには帰ってきませんよ。魔法学校には寮がありますので。また、移動はほうきです」
ルーカスはその話をすぐに理解した。そして、荷物を持って外へと出た。ルーカスは玄関に置いてあったほうきを手に取った。すると、玄関から母親のレイナと父親のアリシュがでてきた
「いってらっしゃい。頑張ってきてね、ルーカス。」
レイナはそう言うと、ルーカスをハグした。そして、アリシュもレイナを挟んでルーカスにハグをした。
「ありがとう。かぁさん、とぉさん。俺、頑張ってくる。」
ルーカスはそう言うと、荷物をほうきの先端にかけほうきをまたいだ。そして、飛行の魔法のスカイ・アップと口にした。すると、その言葉と同時にほうきが上へと飛び上がった。ルーカスはバランスをとり安定した後、家族に手を振った。そして、魔法学校へと向かった。空を飛んでいると、ルーカスの横を魔法動物のイルルが飛んでいるのが見えた。ルーカスは気になり、端っこにいたイルルに触った。すると、そのイルルは人懐っこかったのかルーカスにくっついてきた。すると、そのイルルは急に大声で鳴いた。すると、ルーカスの周りに他のイルルが集まってきて、ルーカスにくっついた。
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