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《CREA SIDE part9 = miracle》
それはとても人間技とは思えなくて、私は思わず立ち止まり見入っていた。
道端でヨガとも少林寺とも思えぬ、奇怪な動きを連続する彼ら。
燃え盛る炎に身を投じたり、長い蛍光灯を一本丸吞みにしたり、関節を外し有り得ないポーズを取ったりだ。
辺りはいつの間にやら人だかりになっていて、徐に放置された帽子の中はチップで溢れ返っていた。
一通りの芸が終わる。
興奮冷めやらぬまま私はその中の一人……気になって、気になって。
目の離せなかった一人の男の子に話し掛けた。
「私の専属SPになってくれませんか」
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