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The Beatles Don’t Let Me Down
ビートルズのルーフトップコンサート。1969年アビーロードにあるEMIのスタジオの屋上で開かれた。今でいうところのゲリラライブである。
ジョンが手にしているのは前回書いたエピフォンカジノだ。白というよりもアイボリーに近い。
数曲を演奏したところで、近所がパニック状態になり、ロンドン警察が介入してこの前代未聞の無料コンサートが終わった。
ここで歌われた曲の一つが『Don’t let me down』という曲である。
Don't let me down, don't let me down
Don't let me down, don't let me down
Nobody ever loved me like she does
Oh, she does, yeah, she does
And if somebody loved me like she do me
Oh, she do me, yes, she does
ビリー・プレストンの弾くエレピがカッコいい。もちろんジョンのボーカルも最高にイカしている。歌っている内容は少々めめしいのだけれど。
僕をダメにしないでくれ、がっかりさせないでくれ。そう訳されることが多い。この頃ジョンはヨーコにベタ惚れで、入れ込んでいた。しかしヨーコは元公爵家か何かの令嬢で、とても気が強いというか、自己をハッキリもつタイプの女性だった。まあ、そういう女性だったからこそ、ジョンもベタ惚れになったのだろうけれど、衝突も多々あっただろうから、ヘロインでラリっていたジョンは強迫観念にとらわれたりしたのだろう。
このエッセイが読者をがっかりさせてないことを祈る。
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