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はてなの茶碗
上方落語に「はてなの茶碗」と呼ばれるものがある。口伝で細々と伝わっていたのを、桂米朝が復活させ、有名にしたお話とされる。
あらすじは茶道具屋で目利きの金兵衛が茶屋でお茶を飲んでいたのだが、「はてな」といい首をかしげながら、お茶碗をながめまわしている。
それをみていた油屋が、その茶碗を売ってくれと茶屋の主人と押し問答の末、2両で手に入れる。その油屋がその目利きの「茶金」の店に行って…という話なのだ。
去年あたりにわかぎえふ、脚本・演出で舞台化されたので、見た人もいるかもしれない。わっこさんは元々らもさんのマネージャーだった人だ。
金兵衛さんの懐の深さが、このお話のキモになる。もちろん茶碗自体はその辺にある駄茶碗である。
実際に売ってる「はてなの茶碗」これを持っていると粋だと思われるかもしれない。
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