赤、黄、青のコンポジション ピート・モンドリアン

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赤、黄、青のコンポジション ピート・モンドリアン

2702c23a-b334-473f-a71b-7141d3dcb582  純粋抽象絵画である。オランダ生まれのモンドリアンは19世紀終わりから20世紀初頭にかけて活躍した画家である。  油絵である。「純粋な絵画とは」と考え抜いたあげく、彼が到達したのは平面性であること、あとは忘れてしまった。  黒で四角く区切られた区画に、赤、青、黄の三原色で彩られている。バランスが重要だと。  同じような作風を追求して描いた。モンドリアンはなんというか、真面目な人だと思う。晩年にアメリカにわたり、アメリカで評価された。 baccf619-e677-48da-af81-0407db2ba47d  晩年の作品「ブロードウェイ・ブギウギ」である。生真面目で几帳面でははあるが、少しだけリラックスしたのだろうか。  デザイン性は高い。絵画芸術とは何か?そんなことを思って絵を描いたことはない。現代的なデザイナーがデジタルで描いたような絵だと思う。  色と線の単純化。絵画における俳句のようなものかしら。  アール・デコの家に住んでいたら、こういう絵を飾るのだろう。日本の古民家には多分似合わない。リビングの2階が吹き抜けになっている、天井の高いような家にお住まいの方、一枚どうです?  もちろんパブリックドメインである。確認した。
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