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寒さが厳しい12月24日クリスマスイブ、僕は柊華さんにプロポーズしようと決めていた。
僕は甲府市内の夜景が見えるレストランを予約して、柊華さんにクリスマス会をしようと声をかけていた。
クリスマスイブ当日、柊華さんと僕は甲府駅前で待ち合わせをして予約したレストランに向かった。
この日は午後から雪が降っていて、道路にもうっすらと雪が積もっていた。
レストランでは夜景が見える窓際の席に座って、まずはワインで乾杯した。
甲府の夜景は白一色の雪景色になっていて、夜景とマッチして綺麗で神秘的な景観になっていた。
柊華さんと僕は食事を食べながら楽しい話で盛り上がった。
お腹が満足して食後のコーヒーをいただいている時に、お互いに用意していたクリスマスプレゼントの交換を行った。
僕は柊華さんに、小さな四角い包みを手渡した。
「わぁ、嬉しい!
開けていい?」
柊華さんの言葉に僕が頷くと、さっそく柊華さんは包みを開けた。
中にはハートのネックレスが入っている。
柊華さんはハートのネックレスを見て、
「かわいい!
ありがとう!」
と言って喜んでくれた。
柊華さんは僕に、暖かそうなチェックのマフラーをプレゼントしてくれた。
「わぁ、あたたかそう!
ありがとう!」
僕が嬉しそうにお礼を言うと、柊華さんも嬉しそうだった。
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