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「茉子〜」と堪らなくなって、私をぎゅっと抱きしめる修斗
恐らく物凄く我慢しているのだと分かった。
──うん、この人は、してない
そう思った。
今なら確認できるのかもしれない!
確認してみたくなった。
「修斗、シャワー浴びた?」
「うん、帰ってから浴びたよ」
「じゃあ、ちょっと待ってて」
と、自分が浴びたいと思った。
そして、
もし、もしも昨日、してしまってたら、
そんなに愛の塊は、出ないはず……
他の男の人がどうなのかは、分からないが、
修斗は、続けて連日すると少し量が減る。
シャワーを浴びて出て来た。
「貸して」といつものように修斗は、私の髪を乾かしてくれる。鏡越しに見つめる。
恐らく、反省の意味を込めて、しばらくは、私を抱けないと思っているはず。
私もさっきまでは、気持ち悪い! しばらく嫌だ! と思っていた。
でも……やっていないのなら……
確認するチャンスだと思った。
──これは、確認のためよ!
そう思いながら、修斗に触れる。
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