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本当は、今何を話していたの？ と気になっていた。でも、きっと又サークルの連絡事項だろうなと思ったから聞いても分からない。
「お疲れ様」
「何食べたい？」
「う〜ん、修斗が食べたいもの」
「ハハッ、何でだよ！ 茉子のお祝いなんだから」
「え、今日お祝いしてくれるの？」
「そうだよ」
「ありがとう〜じゃあ何にしようかな〜」
とても嬉しくて幸せな時間だと思った。
ホントは、ひとつだけ気になっていた。
修斗が、蘭さんのことを今でも蘭と呼び捨てにすること。
元カノだから、とは思っているが、今は、違う人の彼女だし、修斗も私の彼氏なのだから。
でも、そんなことを言ったら、小さいなって嫌な女だと思われるのも嫌だし。
やっぱり男の人にとっても、元カノは特別なのかな。
でも、私は過去にお付き合いしていた男性を呼び捨てにすることはない。
まあ、最もお付き合いしていた頃も、愛称で呼んでいたから、名前を呼び捨てにしたことはなく、
修斗が初めてなのだが……
「お肉にする？」
「うわ〜嬉しい」
やっぱり、幸せで大切な時間だ。
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