お祝いと約束

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テーブルを挟んで反対側に居る修斗が遠く感じられた。 「ん、どうしたの?」と優しく聞いてくれる修斗 「私たち変わらないよね?」 「ん? 俺たち?」 「うん」 「変わらないよ」とニコッと笑ってくれた。 「茉子、どうした? なんか変だぞ」 「何となく不安の方が大きくなった」 「そっか、大丈夫!」 泣きそうな顔をしている私に、ニッコリして安心をくれる。 「あとで慰めてあげるから、ほら、食べるよ!」 とサラッと言った。 私は、1人ポーっとした。 ? ? 「はい、茉子」と焼けたお肉を器にどんどん入れてくれる修斗 「あっ! そんなに食べられないよ、修斗が食べてよ」 と、修斗の口にお肉を運んだ。 「う〜ん、旨っ」 と、美味しそうに食べる修斗が好きだ。 ──この人と、ずっと一緒に居たい そう思った。
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