お祝いと約束

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酎ハイも飲んで、サラダも食べて、締めの冷麺も食べて、デザートのアイスまで食べたから、お腹がいっぱいだった。 修斗は、アルコールがあまり強い方ではない。 なのに、今日は珍しく3杯ずつ飲んだ。 私にしては少なめだが、修斗にしては多い方だ。 「修斗、大丈夫?」 「大丈夫だよ! 今日は茉子のお祝いだから、いつもより飲み過ぎたな」 「ふふ」 お会計を済ませてくれて、2人でお店を出た。 「ご馳走様でした、美味しかった〜ありがとうね」 「うん、どういたしまして〜喜んで貰えて良かった」 酔っているのも手伝って、普段は外では、イチャイチャしないのに、修斗は私の腰に手を回しピッタリくっついて歩いている。 そして、「さあ、あげよう!」と修斗は言った。
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