雪の恋に終止符を

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 雪がちらちらと舞う季節。誰もいない昼休みの屋上で、私は彼に告白した。 「厚川(あつかわ)くん、好きです」 「ごめん、雪谷(ゆきたに)さん」  小学校の頃から好きだった厚川くん。生まれて初めての告白。でも、見事に玉砕。  精一杯、伝えたからそれでもいいって、思ってた。
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