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外からしとしとと優しい雨音が聞こえてくる6月の夜
部屋の照明を暗くして、
陽太と私はベッドの上で映画を見ていた。
最初のうちは映画の内容について話しながら見ていたが、
1時間を過ぎたあたりから私は重い瞼を開けることに必死で、内容が全く頭に入ってこなくなっていた。
そんな今にも寝そうな状態で、陽太の声が断片的に聞こえてくる。
「明日の休みは、俺が_____。雫は___しなくていいからね。おやすみ。」
…しなくていい?どういうことだろう。
とても気になったが
あまりの眠気に耐えきれず、私はいつの間にか眠りについていた。
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