161人が本棚に入れています
本棚に追加
/576ページ
そんな日々の中で9月に入ってから、料理を作っている時に、気分が悪くなった。
烏に『医者んとこに行くぞ』と言われたのは、食器を洗い終え、片付けた後。
「ぼく、おにいちゃん」
煌牙の言葉を聞いて、生理がきていなかった事を思い出した。
「煌牙は留守番だ」
烏は煌牙にそう言うと『玲』と私の名を呼んだ。
私が近くに行くと、煌牙を抱き上げた烏。
一緒にダイニングキッチンを出て廊下を歩き、エレベーターに乗り1階に下りた。
1階のリビングに入り、煌牙を下ろした烏。
最初のコメントを投稿しよう!