Daydream〜初恋〜

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「じゃあさっきの話の続き。 もしここから出られるとしたら、 キミは改心する?」 「改心ねえ」 言葉の意図が掴めず曖昧に微笑むと、 彼に舌打ちされた。 「そこは改心します、でしょ?」 「舌打ちする神様なんているかって」 「全く‥‥これじゃ迂闊に助けられないよ」 「そんなことができるならさ」 俺はその場に胡座をかき、彼を見上げた。 「地上に返してくれよ」 「ちゃんと改心する?責任があるんだ」 「するする」 そう言いながら、 改心する気持ちなんかさらさらなかった。
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