Daydream〜初恋〜

「僕の言うことを聞いて地上に上がるか、
ここで死を待つかは川瀬くん次第。
どうする？」
「俺はまだ死にたくない」
「じゃあ、僕とキスだね。決定」
「なあ、あんたがここに落ちてきた理由は？」
「何年いるかも含めて、ノーコメント」
「どうせ、俺みたいに神様の怒りに
触れたからだろ」
俺は彼の肩を引き寄せ、顔を近づけた。