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「支障ない程度でいいんで、俺を凛くんと月羽くんの成長に関わらせてくれませんか?
運動会とか、入学式とか」
「…」
「…ダメ、ですかね」
「あなたにはあなたの人生がある
姉のことを忘れてほしくはないけど、これ以上関わるのは」
「それはわかります!
きっとちぃもそう言うと思います
でもこの先、俺が誰かと結婚して子供が出来ても、俺はちぃのことは忘れない
凛くんや月羽くんのこともです
どうしてるかな?とか
関わらなくなることで、俺を忘れられるのも嫌です
関わりたいんです」
「…………姉的に返して良いですか?」
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