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「二人で、話せる?」 誰だか、わからなかったから恐怖感はあったけれど私の彼氏だと聞いて少しは恐怖感が抜けた。 すみれさんのいう言葉に頷くと30分で戻るから、といい部屋を出る。 そして今この部屋には私と神山理人さんの二人だけになった。 「美羽」 「っ」 「あ、ごめん…」 「いえ、私、こそ…」 名前を呼ばれてビクッとする。 彼氏だと言って紹介されたはずなのに この人に名前を呼ばれると凄く凄く怖くて 関わりたくないと体が叫んでいるような―…
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