🌊翌朝🌊

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んぅ…ゆっくり起き上がると 窓辺に座りながら、外を眺める水神(みなかみ)様がいた。 あたし 弥嵜 空菜(みざきそらな) 「おはようございます…?」 彼がいる窓辺に向かい 空を見上げると、まだ夜だった… 水竜様 水神ノ尊(みなかみのみこと) 「嗚呼…起きたか、私の愛しき妻よ。 おはよう…確かに、もう朝ではあるのだが なにぶん、ここは常夜(とこよ)(みやこ)だ。 朝でも、夜のままなのだ。」 なるほど…静かで良いかも♪ あたし 弥嵜 空菜(みざきそらな) 「そういえば、あそこにある 水中洞窟、ぼんやり光ってますね。」 水神(みなかみ)様は窓辺から降りて あたしの隣に並び、腰をキュッと抱き寄せられる// 水竜様 水神ノ尊(みなかみのみこと) 「気づいたか、さすがだな。 そなたはあそこから来たのだ 朝かどうかは、あの穴から入ってくる ほのかな光で分かる。」 あそこから出たら あの観光スポットに戻れるって事ね… あたし 弥嵜 空菜(みざきそらな) 「水中洞窟…ですもんね。 さっき、半魚人達が入ってきましたけど…」 水神(みなかみ)様は、頷いた。 水竜様 水神ノ尊(みなかみのみこと) 「さっきの半魚人達は、人畜無害だ… 好奇心だけで、あの水中洞窟を 突破してきたようだしな。 ああ、そうだ…腹は減っているか?」 そう言えば、空いてきたかかも…
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