秘めた想いは…

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秘めた想いは…

何時もの洞窟で目を覚めてレサイアは通路を歩くとノルが既に起きていて客人と話していた。 金色の髪に狐の耳と尻尾に着物を着ている女性。 女性がこちらに気付くとにこっと微笑むとノルを見ると「弟子がおるなんて思わへんかった」と言うと狐の女性はソファーに座るとノルはレサイアに近寄り「失礼ないようにな。ヤマトの国の長のミコだ」と言われると緊張してしまう。 「何でそんな人が?」レサイアは小声で話すと「知らない仲じゃないからな。旅をしていた時に知り合ったんだ」とノルが言うとレサイアはお茶を入れに行くとディナルがお茶菓子を出しているところだった。 「それで、もう一度説明してくれるか?」とノルが聞くとレサイアがお茶とお菓子を運んでくるとテーブルにお茶とお菓子を置く。 「自然発生のアンデッドはあるのかて聞いてんねん。」 ノルは少し考え込むと「何故、そんな事を聞くんだ?」とノルが聞くとミコが口を開く。 「鎧武者のアンデッド現れてな。 なんかを求めるように動き回ってんねん」そう聞くとレサイアは不安そうにノルを見る。 「意思が強いものなどが死んだ後でも動き続ける可能性はある」 そうノルが言うとやっぱりと思いながらミコは頷くと依頼をしようと一枚の紙を見せる。 そこには鎧武者の出現した場所に印がつけてある。 実際に行って目で見ないとわからないとノルは思っていると「あの、その鎧武者の人は誰なんですか?」 そうレサイアがミコに聞いてみる。 ミコは首を横に振る所を見ると恐らく知らないんだろう。 「わかった、少し調べてみよう」 そう、ノルが言うとミコは報酬は弾むと言われると報酬と言えばラサルさんの所の報酬忘れちゃってるよなと思いながら困ったようにレサイアは笑う。 ヤマトの国はどんなところだろうと思っていると「そらそれとしてお茶でも楽しもう」ミコが笑顔で言うと流石に邪魔しては悪いと思いレサイアは奥に引っ込もうとするとミコに止められる。 「せっかくやしお弟子はんも一緒にお茶一緒にどや?」 そう言われレサイアは目を輝かせノルの隣に座る。
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