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ステリの話しではあの蛇には知能がある。
それも恩恵という名の呪いを授けられるほどの力を持っている。
魔術的ななにかかと思ったがそうではなく意思があるなら三匹それぞれに意思があるのだろう。
それが何なのか探ることにした。
しかし、書いてることは曖昧でどれも決め手にかける。
ため息をつくと文献や本を閉じる。
もしかして神の一部かなにかかそれとも魔術的な物だが魂か何かが入っているのか・・・。
これでは、ステリが救われない。
ここで、この事を調べるのは無駄だろう。
「お前、神宿りだろう?」
ラサルの金色の瞳が気になった。
神宿りにしか現れない金色の瞳それに蛇を大切にしているなら蛇の神だろうか。
だとしたら村の長になっているのも納得ではあるがと思っているとラサルは「蛇の神の力が宿っているんだ」とラサルが言うとやっぱりかとノルはため息をつく。
「アリシアの事はどうするんだ?」とノルが聞くと「家に帰るんじゃ」とラサルが言うと「察しが悪いのか?踊り子の格好してるんだぞ?つまり、そう言う店でも働いてる」とノルが言うとラサルは家を飛びだしアリシアの元へ走っていく。
蛇の神は思い当たるのはいくつか居るがそこまで悪い神ではないのだろう。
「今やれる事はこのくらいか。さっさと帰るか」とノルが腰を上げるとレサイアが入ってきた。
「ノルさん!あの」とレサイアが言いかけた所で「ラサルがアリシアに告白でもしたか?」とノルが聞くとレサイアが驚きながらなんで知ってるんですか!?と言うとメモを1つテーブルに残し「魔術やアイテムよりも言葉はそれに勝るものだ。
それに、あのラブポーション効能は無いぞ?
魔術やアイテムは一時的なものだ」と言うと「効能がない?」とレサイアは首を傾げる「本来は本人が作らないと意味が無い。
好きなやつを想ってな」とノルが言うとレサイアは何かを察したのか「まさか、あの二人って」と言いかけるがノルが帰るぞと転移し家の洞窟へ帰ってきてしまった。
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