秘めた想いは…

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ミコと話しているとノルはどうやら旅をして邪神と呼ばれていたものを倒したらしい。 しかし、自分の国に帰った後に国を滅ぼしたため処刑対象となり隠れ住むように洞窟で暮らす事になったらしい。 「あの、その話ってかなり昔の話しではないですか?」 レサイアはそう聞くとミコが笑ってしまうとノルがジト目でレサイアを見る。 「私はドラゴンの血を浴びて不老半不死なんだよ」 そうノルが告げるとレサイアは目を丸くするとつまり長い時をこの世界で生き続けている。 長命の人がいるのは知っていたけどまさか人間で長命の人が居たなんてと思いながら魔術や扱えるこの世界でそう言う人が居てもおかしくは無いけどと考えていると「報酬は弾むと言っていたが報酬は金か?」とノルが聞くとミコが頷くと「お金もそうやけど珍しい物が手に入ったさかいそれもっと思て」 珍しいものと聞くと鉱石や植物?とレサイアは首をかしげていると「リンデ」と聞くとノルの表情が変わった。 「あの、ノルさんリンデって何ですか?」 ノルはレサイアに顔を向けると「植物の国のレベラの王女の名前だ。 その名前が出てくるという事は植物か」 ノルは頷いてやる価値はありそうだと判断し口角を上げると「わかった、できるだけの事はするが期待はするな」 ミコはお礼を言うとニッコリと笑う。
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