秘めた想いは…

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これからどうしようかと考えながら街中を歩いていると食堂から明かりが漏れている事に気づき夕飯にしようと食堂に入り席に座り辺りを見回す。 色々な人が居る中で冒険者や旅人などいろいろな人が居る。 「なぁ、知ってるか?黒い鎧の武者の話し」と噂話しをしている人たちがいる。 「紅雪のやつまだ見つかってないのか?」 「黒い鎧武者はやっぱり紅雪だよな?」 そんな話が聞こえてきた。 少し聞き耳を立てていると「あんな仕事引き受けるから戻ってこれなかったんだろ?」 気になると思いながらノルは話しをしている人たちを見ているとレサイアも気づき首をかしげ「あの人達もしかして」と小声で言うとノルは頷き「恐らくな」と言うとノルは席を立ち話しをしていた人に声をかけると驚かれたがさっき話していた事を教えてほしいと言うと快く了承してくれた。 男性二人と同じ席に座り話しをすると話しを聞くと黒い鎧武者の紅雪と言うらしい。 ある仕事と言うのはアンデッドの討伐にむかってから帰ってこなかった。 紅雪の仲間も帰ってこなかったのだとかてっきり旅にでも出たのかと思っていたが黒い鎧武者の噂にまさかと思い噂の真相を確かめようとして探し回って見つけた姿は人ではなかった。 動く死体だったそうだ。 ゾンビやそういったものになったのだろうか。 お礼を言って椅子から立ち上がろうとするとどうしてこんな話しに興味を持ったのかと聞かれるとその黒い鎧武者を探している事とミコからの依頼だと告げると驚かれてしまった。 しばらくして宿屋に行きレサイアと二人になり布団を出して寝る準備をしているとレサイアは考え込んでいた。 どうした?と聞くと難しい顔をしてアンデッドと戦う事になるんですよね?と聞いてくる。 「そうだな。だが、まだはっきりしてないことがある」 そう言うとレサイアは首をかしげて何かあっただろうかと考える。 「その辺は明日調べればいい」 そう言うとノルは布団に入り目を閉じた。
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