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部屋の中へ通されるとミコと向かい側の席に座る。
どうだったと聞かれると聞いた話をミコに報告すると紅雪に死霊術師の存在に顔をしかめた。
近くに住み着いている死霊術師についてすぐに調べてほしいと言われると頷いて了承した。
しばらくすると使いの者が来るとある物を持ってきた。
本のようだがこれはなんだろうと思いながら表紙を眺めていると中身を見ても良いと言われてページを開いてみる。
中身は死霊術についてだが・・・。
「なんだこれ?」
ミコは困ったように笑い「やっぱしそないな反応すんにゃ」と言われてしまった。
ノル自身が使っている死霊術とは異なっているため驚いてしまった。
「ノルさんはもう少し人とは違うと自覚してください」とレサイアに言われるとそうか?と首をかしげる。
少し本を読みこむとパタッと本を閉じてテーブルに置いた。
「ほかに何かないのか?」
そう、ノルが聞くとまずは調査して成果を持ってきてほしいと言われるとわかったと頷き少しの間お茶をして宿屋へ戻って次の朝また調査に出ることにした。
これからどうしたものかと考えると紅雪が行ったであろう場所に行ってみる事にした。
森や洞窟などをまわり食堂へ戻って来た。
「やっぱり、あの場所にいくしかないようだな」
そう食事を食べながらそう言うとレサイアは提案があると言うとノルが目を丸くする。
「それで、提案ってなんだ?」
ノルが聞くとレサイアは調べたいことがあると言う。
そっちは任せてみるかと言うとノルはわかったと頷いた。
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