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出会い
魔術と剣が存在する世界。
空はドラゴンが飛び地上には動物やモンスターが居る。
王都セイクこの国は人々がたくさん住んでいて獣人や人間などが街を歩いている。
その中の国の兵士たちの中に回復術師の女性が居る。
名前はレサイア。マホガニー色の髪で白いローブを着ている。
彼女は街中を走っていて一軒の店に入ると買い物を済ませ家路へと急ぐ。
家の扉を開けて「ただいま」と言うと家の中が静かだ。
「ブライア?」と声をかけながら中へ入る。
テーブルに置かれた黒い便せんがありそれをみると青ざめ家を飛び出し街中を走りだす。
城の中へ入り開けた場所へ入ると「ブライア!!」と呼ぶ。
処刑対象として処刑されるところなのか処刑人は剣を振り上げている。
「邪魔だ」と銀色の髪にオオカミの尻尾と耳を持つ男性に殴られる。
そうして意識が途切れるときに見たのは剣でブライアが貫かれるところだった。
次に目を覚ましたのは地下の下水道らしきところだ。
隣には動かなくなったブライアが居た。
ブライアを運び森の中へと入っていく。
せめて、お墓でも作らないとと思うと涙があふれだす。
洞窟の前まで来たが流石に疲れた。
ブライアを木に寄りかからせておくと「なんで、こんなことに」とレサイアは涙を流していた。
ガサガサと草むらの向こうからスキップしてくるスケルトン・・・人骨が出てくる。
しかも、動いている。
「遅くなっちゃったわ~」
しかも、話していると思いながらレサイアは見ていると「あら、貴女どうしたの?」こちらに気づくとブライアに気づく。
「ねぇ、大丈夫?」と優しく声をかけられると涙があふれてきた。
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