解説 『あめはすき?』

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解説 『あめはすき?』

昔何らかの事があって神様と対面した主人公。 主人公は飴が好きで優しい口調や美しい見た目を飴の様だと思い神様に  飴は好きか と問う。 神様もまた小さな主人公の綺麗な目や心の清さに飴の様だと思い  君みたい と言う。 月日がたち、少し大人になった主人公 主人公は周りの人々のせいで神様がきれいだと思った目は薄曇り、精神が不安定になった。 そんな時神様が主人公の元に来た。 主人公は思った。綺麗な飴のような神様だと思っていたが自分の周りがとてもストレスに感じてしまっていた。何故自分はこんなに不幸になってしまったのか、自分に希望を届けてくれない神様は甘い飴のような者では無いと。 昔の純粋な主人公はもう居ない、そう思った神様は主人公の綺麗な飴のような目を汚した周りの人々に危害を及ぼそうと思い地上に雨を降らせた 神様の地上に降らした雨によって 洪水、津波や災害が酷くなった もちろん地上と言う事は関係の無い人間、つまり主人公の両親、家族も犠牲になった。 どんどん周りの状況に苦しくなる主人公。雨は止まない、自分もここで死ぬかもしれないと悟った。 神様は絶望している主人公に飴を転がすように笑ってほしいだけだった。 飴も同じ味を舐めていれば飽きてくる。そう思った神様は 神様は主人公に[神様]と言うあめを渡したのだった このお話、どちらが主人公でどちらが神様なのでしょうか この噺を読んで頂いた方にぜひ考えてもらいたいです そして、 解説も含め全部読み終わったら、もう一度この噺を読んでいたたいです。 この噺の最後に、私から一言。 “悲劇は繰り返される” また次の噺で会いましょう。 では、
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