第2話 あぶないよ

1/1
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ

第2話 あぶないよ

「君みたいな小さい子がこんな夜中に出歩いてるのは危ないよ」 『ぼくはおにーさんこそあぶない人に見えるよ…? さいきんはよるにこがらな[れんぞくさつじんき]が居るっておまわりさんが言ってたんだからね…!』 「フッ、まあそうか。でも安心して欲しい、 俺は警官で今、パトロール中なんだ。」 『ほんとに!?あのね、しらない人につれてかれそうになっちゃってね、ぼく、こわくて、にげて、お家に帰りたいんだ、、』 「そうなんだな、…ちょうどいい。俺が家まで送ろう。 と、思ったが生憎パトロールと離れちまっててよ、歩きながらだけどな。」 『ほんと!!やったぁありがとう!!』 てくてくてくてく… 『えーっとね!家はこっちだよ!!』たたたたっ 「おい!!走ると危ないぞーー!!」 『わっ、!!』「ッ!!」 ズルッ ガシッ 「ったく、、ほら、走って行くから‥」『わっ!!ころんだぼくをつかまえてくれた!! すごいすごいーー!』   「はぁ…‥ ‥で、お前の家はどこだ?」 『うーんとね、ここだよ!!ドアがおにーさんより大っきいんだ~!』 「俺が小柄なのを気にして… でもまぁ、今度は危ない人に捕まらないように、な、、?」 『うん!!! お兄さんも、 ジャカ バン!!!!!!!!!! 今度(来世)は僕みたいな危ない人に捕まらないようにね?』 君みたいな小さい子がこんな夜中に出歩いてるのは危ないよ おにいさんみたいなけいさつがよるにあるくのはあぶないよ
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!