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プローグ
私はいつも何かを求めていた
心がぽっかり空いているようで
満たされなくて
呼吸の仕方も忘れそうなそんな時、
「君に出逢った」
俺が釆羽の傘になるから
だから釆羽は雨を降らせてもいいんだよ
「ねぇ私、朔久のことが───」
「俺、彼女いるんだ」
優しい嘘をつく少年と生きづらさを感じる少女の小さな物語
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