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「だって、ミラとミアが可愛いって準備してくれたんだもん。」
と言い訳した。
はあぁ~、と堪える様にため息をつくと
「確かに可愛いです。他の野郎どもに見せたくない位。」
彼女の頬を指の背で優しく撫でる。
「あ、あのっ、準備は出来てるのか?」
エロい流れを切り替えようと、アレクサンドラが聞く
「あ、はい。ネクタイをするだけです。何か飲みます?すみません、気が利かなくて」
「ううん、大丈夫。ネクタイなんて、すぐだろう?」
「適当に掛けて下さい。」
そう言うとレオンはワイシャツの襟にネクタイを通した。
ネクタイを締めながら
「あの、サーシャ様お願いが」
と切り出した。
「何でしょ?」
「カーディガンかストール羽織ってもらつても?」
「は、はい?」
「僕が安心…、気になって仕方ないので。」
「いいけど。持って来てないから、レオンの借して?」
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