別れ

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雪城side あの日から桃花の事で頭がいっぱいだった 桃花は何も言ってくれない俺はどうしたらいいんだ 「陽!笹谷ちゃんの事考えてるん?」 『瀧本!うん....なんも言ってくれへんから分からないんよ。』 「じゃあ聞けばええんちゃう?」 『聞けてたら苦労せーへんは!』 「じゃあ笹谷ちゃん信用するしかないんちゃう」 『う〜ん...』 「まぁそこはボチボチ頑張って!記者とかには気おつけろよ!」 『おう!』 そう、俺はデビューの話が上がっていただから記者とかに目をつけられていた 俺たちはこのデビューにかけているこれでダメならそこまでだって。 桃花side 最近陽がおかしい 私が石につまずいただけで『桃花!大丈夫?』って大袈裟だった もしかしたら病気のこと... 『笹谷!』 「!?安井先生」 「久しぶりだな!」 「どうも。」 『病気はどう?』 「このとおりピンピンです!」 『なら良かった!』 「では!」 『ちょっと待って!俺笹谷に伝えたいことがあって...』 「伝えたいことってなんですか?」 『実はな....」 「え~〜〜!そうなんですか!?」 『いや俺なんも言ってへんから!』 「wwwすみません。」 『実は....俺結婚すんねん!』 「結婚!?」 『それで笹谷と雪城に結婚式来て欲しいねん!」「あっ、ゼンゼンオッケーデス!」 『感情を込めなさい!』 「独身辞めちゃうんですね!」 『悪いかよ!』 「いいと思いますw」 安井先生とは別れ陽を待っている 安井先生が結婚...なんだが寂しい気がするけど 良かった(*^^*) 『また気持ち悪い笑顔やで!』 「えっ!?私そんなに気持ち悪い?」 『で?何を悩んでんねん!』 「今回は悩んでるんじゃなくて!なんか良かったなぁってw」 『何かあったん?』 「なんと...」 『えっ!?ほんまか...』 「いやなんも言ってへんし、私やったやつ」 『そうなんやw』 「で!安井先生が結婚するらしいねん!」 『まじで!?』 「まじまじ!」 『先越されたーー』 いやそこ? でも陽は嬉しそだった 私は安井先生の結婚式までこうやって歩けてるか心配で仕方なかった。 いつ歩けなくなるのか分からないそれでも陽の隣にいる限り私は笑顔でいようと思う! 雪城side 安井が結婚なんからしい♥ でも俺はある事が心配だった 安井の結婚式桃花と一緒に入れるだろうか? 俺の勘は今まで当たってきた俺と桃花はきっと離れ離れになってしまう! 『どこにも行くなよ...」 「ごめん。今なんて?」 「風邪引くから早く帰ろうぜ!」 「え~もう帰るの?」 俺は笑顔で「うん!」と言って頭を撫でた。 この幸せが長く続きますように! 安井の結婚式まであと30日
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